トレッキングシューズの選び方
山歩きは普段の普段の街中の歩行とは違うもの。高低差があったりすべり安かったり長時間歩き続けたりと・・・。安全に遊びたいなら足元はしっかりとかためたいものです。
足首の保護
トレッキングシューズとは、ハイキングよりハードで登山ほどハードではない中間的存在。歩行中の足首の保護を考えて入門シューズとしてはミッドカットシューズがいいのではないでしょうか?
普段スニーカーなどでミッドカット&ハイカットを履かれている人はご存知でしょうが、足首を包んでくれる履き心地で安心です。
ローカット
一般的のスニーカーのようにくるぶしが見えるデザインです。軽くて歩きやすいが、足首を保護していないので平地の向きです。ウォーキングなど・・・。
ミッドカット
くるぶしがちょうど隠れる程度。ハイカットほど重くなく、それでいて足首も保護してくれます。 軽い登山でも活躍してくれます。
ハイカット
くるぶしは完全覆われます。重登山用なので足首の保護力は高く、重厚感もありしっかりした造りです。
アウターソール素材
トレッキングシューズは一般のスニーカーと違い靴底は溝が深く、砂利や小石やぬかるみなのど悪路を考えて作られています。ビブラムソールが一般的に普及しています。
ビブラムソールは?
イタリアのビムラム社が作る登山靴やトレッキングシューズに使われている合成ゴム製の靴底。山地や岩場でのグリップ性、衝撃を和らげる弾力性、タフな耐摩耗性に優れているのが特徴。
アッパー素材
山の天気は変わりやすい。天候悪化などのことを考えて防水性が優れ、且つ通気性のいいゴアテックスを選びたいものです。
トレッキングシューズを選ぶ時のポイントとなるのが素材。そのシューズが何を素材として製作されているかによって使用目的が決まってきます。
皮革 + 布
軽くて通気性がいいのでムレにくく柔らかな履き心地で足えの馴染みも早いが、足の保護としては頼りない面もあり、防水性は表地の撥水効果のみ。
皮革 + 布(透湿性防水素材使用:ゴアテックス)
皮革+布の長所に防湿性を持たせた製品。表面は濡れてもインナーのゴアテックスにより水の浸入をシャットアウト。
ただし、真夏のトレッキングでのムレにくさでは皮革+布タイプより劣る。
皮革
バックスキン、スエード、ベロア等種類が豊富。
山岳キャンプなどハードな使用には強いが、足のムレ具合は皮革+布に比べ若干は高めになります。
皮革 + ゴアテックス
防水性の高い皮革とゴアテックスを組み合わせた最強タイプ。内張りが皮革タイプの製品は、メンテナンスが大変。
ゴアテックス(Gore-Tex)とは?
アメリカのW.L.ゴア&アソシエーツ社が製造販売する防水透湿性素材の商品名です。最大の特徴は、湿気は通すが水を通さないので蒸れないこと。
履き心地で選ぶ
トレッキングシューズは、デザインで選ばずに履き心地で選びましょう。サイズはもちろんのこと、足の形などに合った物を選びましょう。お店で履くときには普段の靴下ではなく専用の厚手の靴下を着用すること。お店によっては貸してくれます。そして履いたとは必ず歩いて確認すること。